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Seedance 2.0で『入力画像に実在人物が含まれる可能性』エラーが出たときの対処

Seedance 2.0のInputImageSensitiveContentDetected.PrivacyInformationを、直接アップロード、信頼済み出力、本人確認済みアセットに分けて安全に切り分けます。

Yingtu AI Editorial
Yingtu AI Editorial
YingTu Editorial
2026年6月12日
更新 2026年7月19日
11 min
Seedance 2.0の実在人物エラーを、直接アップロード、信頼済み出力、本人確認済みアセットの三経路に分ける判断図
yingtu.ai

目次

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Seedance 2.0で次のエラーが出たら、まずプロンプトの書き直しを止めてください。

hljs text
InputImageSensitiveContentDetected.PrivacyInformation
The request failed because the input image may contain a real person.

このメッセージが示すのは、現在使っている経路が、その入力画像を「実在人物を含む可能性がある」と分類したことです。画像が本当に実在人物であると確定したわけではありません。一方、BytePlusが公開しているModelArk版Seedance 2.0の説明では、実在人物の顔を含む参照画像・動画の直接アップロードは非対応です。正当な利用でも、同じファイルを何度も再送するのではなく、入力を次の三経路に分けます。

入力の種類使う経路最初の行動
明らかに架空・非実写の人物素材通常の直接アップロード実在人物や公人を指していないか確認し、非機密の素材で一度だけ再現する
ModelArkが条件付きで信頼する生成済み出力信頼済み出力の経路生成元、同一アカウント、元データ、利用期限を確認する
本人・俳優・従業員など識別可能な実在人物認証済みアセットの経路同意、本人確認、アセットの承認状態、Asset IDをそろえる
著名人、公人、無断のそっくり顔使用しない明確な架空人物に変更するか、依頼自体を止める

まず保存するものは「失敗した画像」だけではない

問い合わせや社内切り分けに必要なのは、画像の見た目だけではありません。次の情報を一組で残すと、顔判定、アカウント条件、アセット状態、単純な実装ミスを混同しにくくなります。

  1. エラーコードと英文メッセージを省略せず保存する。
  2. リクエストID、発生時刻、モデル名、利用リージョンを控える。
  3. 画像の役割が reference_image、開始フレーム、終了フレームのどれかを記録する。
  4. 画像が実写の顔写真、AI生成の写実人物、イラスト、商品写真、確認済みアセットのどれかを分類する。
  5. 直接URLやアップロードファイルを渡したのか、Asset IDを渡したのかを確認する。
  6. 同じ人物について、同意・本人確認・アセット承認の状態を記録する。

BytePlusのエラーコード表は、HTTP 400の InputImageSensitiveContentDetected.PrivacyInformation にこの英文メッセージを対応づけています。したがって、まず「サーバーダウン」や「プロンプトが長すぎる」と決めつけるべきではありません。入力画像に対するプライバシー判定として扱うのが出発点です。

ただし、判定結果だけで画像の来歴までは分かりません。AIで生成した架空人物が写真のように見えるために止まった可能性も、写真の背景に小さく人が写り込んでいた可能性もあります。検出のしきい値や誤検出率は公開されていないため、「この画像なら必ず通る」という境界線は示せません。

プロンプト変更で直らない理由

このエラーの主語は InputImage です。つまり、少なくとも表示された失敗理由はプロンプト文ではなく、参照画像に対する判定です。「本人です」「使用許諾があります」とプロンプトに追記しても、通常の画像URLが認証済みアセットに変わるわけではありません。

同様に、次の操作を定番の対処法にしないでください。

  • 顔をぼかす、分割する、極端に切り抜く
  • 顔の上に文字や図形を重ねる
  • ファイル名、拡張子、URLだけを変える
  • 通るまで連続で再試行する
  • 著名人の名前を伏せ、特徴だけで似せる

これらは、誤検出の原因を確認する方法ではなく、判定を弱める試行になり得ます。BytePlus Video Generation Model Servicesの個別条件は、安全フィルターや保護機構の回避を禁止しています。正しい修正は、画像の加工ではなく、素材と経路の整合を取り直すことです。

直接アップロードと「信頼済み出力」は別物

ModelArkのSeedance 2.0チュートリアルには、実在人物の顔を含む参照画像・動画の直接アップロードはサポートしない、と明記されています。ここで重要なのは、禁止範囲を「Seedance 2.0は人間を描けない」と広げないことです。対象は、文書化されたModelArk経路での実在人物顔を含む参照素材の直接アップロードです。

同じページには、ModelArk内で生成された顔を含む出力を、条件付きで入力素材として扱う「Trusted outputs as input assets」も説明されています。しかし、単に「AI生成画像ならよい」という意味ではありません。少なくとも次の条件を同時に確認します。

  • 文書で対象とされたModelArkの出力である
  • 同じアカウントで生成された出力である
  • 他のプラットフォームから持ち込んだ素材ではない
  • 生成後に加工されていない元の出力である
  • 文書上の利用可能期間を過ぎていない

したがって、手元の画像生成ツールで作った写実人物をアップロードして拒否された場合、それを「架空人物なのにバグ」と断定はできません。現在の経路がその来歴を信頼済み出力として認識できなければ、見た目に基づく実在人物判定が先に働く可能性があります。

本人や契約済み出演者は「認証済みアセット」にする

本人の自撮り、社員のプロフィール写真、契約した俳優やモデル、顧客の顔写真を使う業務では、許諾文をプロンプトに書くのではなく、実在人物用のアセット管理を使います。BytePlusのreal-human asset libraryは、出演者の同意と認証、素材のアップロード、承認状態、Asset IDをつないだ経路です。

実務上は、次の順序で確認します。

  1. 制作会社などのアセット利用者が、用途と有効期間を設定して許諾依頼を作る。
  2. 出演者本人が許諾対象と目的を確認し、顔情報の処理条件に同意する。
  3. 出演者が本人確認を完了し、素材をアップロードする。
  4. 管理画面で素材の受け入れ・許諾状態を確認する。
  5. 有効な素材のAsset IDを取得し、対応する生成経路で指定する。

日本語UIやチーム内では、「アップロード済み」「本人確認済み」「利用許諾済み」「生成に使用可能」を同じ意味で使わない方が安全です。ファイルが置かれていても、同意の対象用途が違う、本人確認が未完了、アセットが審査中、有効期間外、別アカウントのAsset IDということがあります。

ComfyUIを使う場合も、通常ノードに顔写真を渡す経路と、実在人物向けノードは分けて考えます。ComfyUIの日本語版Seedance 2.0実在人物ガイドでは、初回のライブネス確認後にGroup IDとAsset IDを取得し、確認済み人物を下流の動画生成ノードへつなぐ流れが案内されています。これは本人確認を省く抜け道ではなく、本人確認をワークフローに組み込んだ別経路です。

4種類の素材をこう判断する

自分の顔写真

本人の顔でも、通常の直接アップロードが自動的に許可されるわけではありません。自分が本人であることと、システムがその事実を認証済み入力として扱えることは別です。認証済みアセットに対応する経路を使い、許諾対象、本人確認、アセット状態をそろえます。

社員、俳優、モデル、顧客の顔

メールやチャットで「使ってよい」と言われただけで、対応経路の本人確認やアセット登録が完了したことにはなりません。利用媒体、期間、編集範囲、再利用、削除依頼の窓口まで合意し、その内容と一致する認証済みアセットを使います。顧客から預かった顔写真を、原因調査のために別サービスへ再アップロードするのも避けます。

AI生成の写実人物

実在人物をモデルにしていなくても、検出器には写実的な顔として見えることがあります。この場合、「実在しないから必ず許可される」とは言えません。元の生成経路がModelArkの信頼済み出力条件に入るか確認します。入らないなら、写真らしさを加工して検出を抜けるのではなく、最初からイラストや非実写のキャラクターとして設計し直すか、対応する別の制作方法を選びます。

著名人、公人、そっくり顔

公人フィルターに反応しなかったとしても、使用許可が得られたことにはなりません。BytePlusのcontent pre-filter FAQも、公人フィルターを網羅的な判定機関ではないと説明しています。なりすまし、誤認を誘う広告、無断の近似顔が目的なら停止します。名前を削除したり、顔だけ少し変えたりして続行しません。

誤検出かもしれないときの安全な再現手順

素材が架空のイラストや商品画像で、識別可能な人物を意図していないのに拒否された場合は、いきなり顧客素材で再試行せず、次の小さな再現を作ります。

  1. 元画像は保全し、ハッシュ値と取得元を記録する。
  2. 人物も個人情報も含まない自作のテスト画像を一枚用意する。
  3. 同じモデル、同じ画像の役割、同じアカウントで一回だけ送る。
  4. 成功・失敗、エラーコード、リクエストIDを比較する。
  5. 元画像の共有が必要なら、社内規程と本人同意を確認してから公式サポートへ渡す。

非人物テストも同じコードで失敗するなら、顔の見た目だけでなく、画像URLの取得、MIMEタイプ、画像の役割、モデル指定、アカウント権限を含めて調べます。元画像だけが失敗する場合でも、検出しきい値を推測して加工するのではなく、公式サポートに再現情報を添えます。

開発・制作チームの引き継ぎテンプレート

チケットには、次の形で事実と未確認事項を分けて書くと安全です。

hljs text
発生時刻:
モデル / 経路 / リージョン:
エラーコード:
リクエストID:
画像の役割: reference_image / first_frame / last_frame
素材分類: 非人物 / イラスト / AI写実人物 / 実在人物 / 不明
素材の権利者と同意: 確認済み / 未確認 / 対象外
本人確認: 完了 / 未完了 / 対象外
入力方式: 直接URL / ファイル / 信頼済み出力 / Asset ID
アセット状態と有効期間:
非人物テストの結果:
次の行動: 通常経路を修正 / 認証済み経路へ移行 / 公式サポート / 停止

課金、返金、失敗タスクの消費、保存期間は、モデルの顔制限とは別の契約です。このエラーが出たから無料、あるいは自動返金されるとは限りません。現在のアカウント、利用経路、請求明細、公式サポート回答で確認してください。

よくある質問

InputImageSensitiveContentDetected.PrivacyInformation は何を意味しますか?

入力画像が実在人物を含む可能性があると現在の経路で判定され、リクエストが拒否されたことを意味します。画像が実在人物だと法的・技術的に確定した、という意味ではありません。

AI生成の顔なのに、なぜ実在人物扱いになりますか?

検出器は画像の来歴を常に理解できるわけではなく、写実的な架空人物を実在人物らしい画像として止める可能性があります。外部ツールの生成画像が、ModelArkの「信頼済み出力」条件に自動で入るわけでもありません。

自分の顔なら通常の画像アップロードで使えますか?

文書化されたModelArk版Seedance 2.0では、実在人物顔を含む参照素材の直接アップロードは非対応です。本人であっても、同意・本人確認・有効なAsset IDを扱える実在人物用経路を確認してください。

画像をぼかしたり、顔に線を入れたりすれば直りますか?

安全な対処としては勧められません。原因確認ではなく検出回避になり得ます。架空の非実写素材へ作り直すか、認証済みアセット経路へ移すか、公式サポートに問い合わせます。

ComfyUIなら本人確認なしで実在人物を使えますか?

いいえ。ComfyUIが公開する実在人物向けワークフローは、初回のライブネス確認とGroup ID、Asset IDを組み込んだ経路です。通常の画像参照ノードの制限を回避する方法ではありません。

信頼済み出力と認証済みアセットは同じですか?

同じではありません。信頼済み出力は、ModelArk内で生成された出力の生成元・アカウント・元データ・期限などに基づく経路です。認証済みアセットは、実在人物の同意、本人確認、許諾状態、Asset IDに基づく経路です。

著名人に似ているだけなら使えますか?

公人フィルターが作動しなくても許諾の証明にはなりません。公人の再現、無断のそっくり顔、誤認させる用途は停止し、識別可能な実在人物に結びつかないキャラクターへ変更します。

同じ画像を何度も再試行すれば通ることはありますか?

判定の揺らぎがあるかは公開されていません。連続再試行は原因を特定せず、課金や利用制限も不明なままです。一回の記録を残し、入力経路、アセット状態、アカウント条件を先に確認してください。

Seedance 2.0そのものへの入り方やモデル選択で止まっている場合は、顔判定とは分けてSeedance 2.0アクセスガイドを確認してください。

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